BUMP OF CHICKEN の哲学を知りたくて…

BUMPの歌詞には哲学があるような…?そう思い、歌詞解釈を始めました。

ray

 
歌詞は
 
 
この曲は、最近のBUMPの代表曲。
Mステでもrayと虹を待つ人が、昨年の紅白歌合戦でもrayが歌われたみたいですね♪
 
キラキラして、ポジティブで、聴くだけで不思議と元気になれる、大好きな曲です。
 
私、この曲はずっと「大切な誰か(恋人)を失った曲」だと思って聴いていました…
 
けど、何回か聴いていたら「もう一人の自分(夢を追っていた自分)を失った曲」
じゃないかと思ったんです。
 
 
↓以下解釈です。
 
ずっと追いかけていた夢を諦めたのは、もっと前のことだったような…
その時の無念さと悲しみは、心に閉じ込めて前に歩いてきたんだ。
 
君(夢を追いかけていた自分)といた時は見えていたけど今は見えなくなった夢…
今はまだぼんやりとしているけど、でもそれだけを探してるんだ。
 
とても辛かったから、歩きながらよく唄を口ずさんだよ。
その時その時の自分だけのメロディを。
でも寂しくなんかなかったよ。
痛みと悲しみがずっとそばにいてくれて、ちゃんと寂しくなれたから。
 
こんな自分がいつまで?どこまでか?なんて。
この生活が正常か?異常か?なんて。
考える暇もないくらい、歩いていくのは大変なんだ。
 
でも、楽しいほうがずっといいよ。
悲しみと痛みをごまかして笑っていこう。
大丈夫だ。
あの痛みは、いつか忘れたとしても、きっとずっと消えない…
 
自分の理想が作り上げた未来を、現実が塗り替えていくよ。
たくさんの思い出たちは、その自分が歩いてきた道の上でキラキラとした輝きになって、いつまでも残っている。
 
夢を諦めたのはどうして?誰のためだったんだろうな…?
その時の悲しい痛みが、僕のことをいつも後ろから照らしてくれているんだ。
 
時々辛くなるんだ。
だから少し休むんだ。
「もう現実じゃない」って分かる夢の中で、あの時の君と再会してから、また一歩歩き出そう。
 
晴天にはまだまだ遠い、ずっと続くような暗闇でも。
心の中に、温かい星を思い浮かべたら、すぐに明るい銀河の中まで行ける。
 
あまり泣かなくなっても…
新しい夢が見つかっても…
大丈夫だ。
あの痛みは、いつか忘れたとしても、きっとずっと消えない…
 
あの痛みには、僕に伝えたいことがいっぱい詰まっていたんだろうな…
恐らくありきたりなんだろうけどね。こんなにも。
 
君とお別れした事は、今の僕と繋がっている。
あの時追いかけていた夢は透明になったから、いつまでもなくならないよ…
 
僕が◯×△のどれか?なんて。
みんなと比べてどうなのか?なんて。
確かめる間もないくらい、生きるって最高なんだ。
 
あまり泣かなくなっても、からっぽな心をごまかして笑っていこう。
大丈夫だ。
あの痛みは決して消えないから。
 
大丈夫だ。
後ろからいつも僕を照らしてくれている、この光(ray)の始まりには…
ずっとずっと君がいる。