カルマを哲学するイベント?!
おはようございます。
約半年もこのブログを放置してしまいました…
昨日、大阪でBUMPのカルマを哲学するイベントがあったようですね。
本物の哲学者がカルマを哲学するなんて!
どんなお話しがされたのか、すごく気になります。
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/seminar/2017/04/7331
ゲストの戸谷洋志先生は、月に一度西千葉で哲学カフェを開催されており、私も参加したことがあります。
まだお若いのに、頭脳明晰で思慮深い…
「哲学者」のイメージを覆すような、おしゃれで今時の若者というイメージでした。
この戸谷洋志先生ですが、「Jポップで考える哲学」という本を書いておられ、その中ではBUMPの天体観測をはじめとした、いろいろなjpopの曲を哲学的に読み解いておられます。
哲学的と言うと小難しいイメージなのですが、先生と若い女性の対話形式(アドラーの嫌われる勇気と同じような感じ)で書かれていて、とても読みやすいです。
天体観測については、確か時間の流れ(過去、現在、未来)というテーマで読み解いていたと思います。
私が一番印象に残っているのは、セカオワのRPGから「自分の人生を決断すること」について、ヤスパースの言葉を絡めて考察していた章です。
『決断をしない人生とは、方法的かつ世間的に生きることであり、それは人生の目的を忘れた生き方です。』
これって、BUMPの曲に共通しているテーマでもありますよね。
自分の人生を自分で決断すること。
最近、いろいろな事から逃げていた私なのですが、きちんと向き合わないと。
それにしても…カルマは私の中ではかなり難解な曲なのですが、どう読み解いたのでしょうか?
すごく気になります。
もし参加された方がいらっしゃったら、情報の提供をお願いします♪
涙のふるさと
涙のふるさと BUMP OF CHICKEN
歌が聞こえにくい部分があります…
歌詞は
http://j-lyric.net/artist/a000673/l0095d2.html
「涙のふるさと」って、不思議で温かい言葉ですよね…
私はたまに、なぜだか解らないし、何がキッカケかも良く解らないけどすごく泣けてくる時があります。
そんな時に「この涙のふるさとは、どこにあるんだろう…?」なんて思ったりします。
藤くんは「目的地は良く知っている場所さ。解らないのかい?冗談だろう?」と唄っていますが、本当に解らないんです(汗)
傷を見ないフリをした期間が長過ぎて、思い出せないのかもしれません。(自業自得(笑))
でも、私の涙のふるさとから、涙はやってくる。
この場所を知って欲しくて…
新しい雫で傷を癒して欲しくて…
私は今回
「僕の涙=僕自身=心の内側にある心の傷から会いに来た僕」
と解釈しました。
そして未だに謎なのは、最後から2行目の「俺」です。
この「俺」については、まだ解釈出来ていないため、そのままの表記となりました。
すみません。
↓以下解釈です。
向き合わなきゃね…
君の心の内側の、とても柔らかくて、とても弱いところに未だにある心の傷と…
君の頬を伝って落ちた雫が(涙)の理由が、どこにあるのかを…
向き合うって覚悟したんだね。
それじゃ、僕はここで見送るよ。
一緒に行けたら嬉しいんだけど、これは一人で向き合わなきゃいけないことだからね…
頭の中は空にしたかな?
あれこれ考えていたら、辿り着けなくなっちゃうよ。
君の濡れた頬に響いた言葉。(君の素直な心に響いた言葉)
それだけでいい。聞こえただろう?
「会いに来たよ。会いに来たよ。
君の心の内側の、とても柔らかくてとても弱いところにある心の傷から、外側の世界のこここまで。
僕を知って欲しくて来たんだよ。」
見つけなきゃね…
もう消えた君の涙が、どこからどうやってここまで来たのかを。
涙と一緒にやってきた彼(悲しみを感じて泣いた君の心)の来た道を、逆さまに辿れば着くはずさ。
見つめなきゃね…
どんなに淋しい過去の出来事でも。
彼も見つめた出来事だと知れば、一人じゃないはずさ。
そこから今まで逃げて来た分だけ距離があるのさ。
愚痴るなよ。自業自得だろう。
今君が向かっている「君の涙のふるさと」は、君がよく知っている場所さ。
解らないのかい?冗談だろう?
「会いに来たよ。会いに来たよ。
この痛みと悲しみが消えちゃう前に来たんだよ。
君の心の内側の、とても柔らかくてとても弱いところにある心の傷から、どんどん遠ざかろうとしているここまで。
君に見つけて欲しくて来たんだよ。」
やっと辿り着いたよ。
ほら、覚えているかな?
あの時出来て、未だに癒えていない傷(見ないフリをした傷)があるだろう?
君の痛みと悲しみの源が、あるだろう?
そして、新しい涙がこぼれたよ。
癒えていない傷を濡らしたよ。
全てはこのため。この時のため。
とても長い旅を越えて。
「会いに来たよ。会いに来たよ。
この痛みと悲しみが消えちゃう前に来たんだよ。
君の心の内側にある消せない心の傷から、どんどん遠ざかろうとしているここまで。
ちゃんと見つめて欲しくて。」
「会いに来たよ。会いに来たよ。
君の心の内側にある消せない心の傷から、本当の心をごまかして生きている外側の世界まで。
僕を知って欲しくて…
そして本当の君を知って欲しくて来たんだよ。」
来たんだよ。
笑わないでね。俺もずっと待っているよ。
忘れないでね。帰る場所がある事を。
ハルジオン
ハルジオン BUMP OF CHICKEN
歌詞は
http://j-lyric.net/artist/a000673/l0013dc.html
ハルジオンは、車輪の唄と同じように情景が自然と浮かんでくる曲です。
ブリキのジョウロを持って、虹を作っている少年の側に揺れるハルジオン…
少年はハルジオンの存在に気付き、それと同時にいろいろなことを思い出す。
どんな時もずっとハルジオンは自分の側で咲いていた…
でも、誰のため?何のため?
物語調でありながら、それぞれが何かのメタファーになっている。
いつものことながら奥深いです。
私は今回、ハルジオンの中で歌われている「虹」は「自分の夢」、「白い花」は「自分自身、自分の信念(これは歌詞で歌われていますが)」と解釈しました。
↓以下解釈です。
夢を追いかけていた。それに手を伸ばしたら夢は消えていった。
夢を追いかけていた時の希望や喜びの欠片をぶら下げたまま、立ち尽くした昼下がり。
名前があったなぁ…あの白くて背の高い花。
夢を失くしたときも、視界のはずれで忘れられていたように、それでも必死で咲いていた。
夢を失ってから時が経ち、色褪せて霞んでいくあの時の記憶の中。
ただ一つ、今でも思い出せるのは、あの忘れられたようにでも、必死で咲いていた白い花。
いつだったけなぁ…夢を諦めたその傷を涙で濡らしたあの時も。
涙で滲んだ景色の中で、あの花だけは滲むことなく揺れていた。
いつだったけなぁ…。自分に嘘をついて、ごまかして生きたあの時も。
あの花は、正しいリズムで(ごまかすことなく)風と唄うように揺れていた。
いつの日もふと気づけば僕のすぐ側で、どんな時も汚れることが無いまま白い花は咲いていた。
それは誰のため?何のため?
生きていく意味を失くしたとき。
自分の価値を見失ったとき。
ほら、見える。心の中で揺れる白い花。
ただ一つだけ思い出せること。
いつだって折れること無く揺れるもの。
夢を追っていた。一度で良いから触れてみたかった。
皆大人になったら、鼻で笑い飛ばす夢と希望。
だけど、僕らは気付かずに繰り返している。
大人になっても夢を追い、手を伸ばす。
いろいろな経験をして、いくつもの景色を通り過ぎてきた人に問う。
「今君を動かすものは何?(何のために生きている?)
その色は?(それは汚れてしまったのか?)
その位置は?(そのありかも変わってしまったのか?)」
夢なんてもうどこかに落としてきた。
希望とも遠く距離を置いた。
それでも、ほら、今も変わらずに心の中で揺れるあの白い花。
僕は気付かなかった。(気付かないフリをしていた)
本当はそれが汚れていないことも、いつも心の真ん中にあることも知っていた。
夢を追っていた。
だけどどうにもならない現実の中で、いつしか花は枯れていた。
視界にあるのは、数え切れない涙の水たまりだけ。
自分の中の大事な何かが、音も立てずに消えていった。
夢を追っていた時の希望や喜びが、涙で塗り替えられていった。
それでもまだ諦められずに僕はいる。
夢をみる。縋るように繰り返している。
その夢が叶わない事も知りながら、それでも必死に手を伸ばす。
名前があったなぁ…。白くて背の高い花。
枯れて解ったよ。あれは僕のために咲いていた。
大切なあの花の存在に気付くのが遅過ぎてうなだれた僕の目が捉えたのは、涙の水たまりの中でしっかりと根を張る小さな芽。新しい芽。
生きていく意味(白い花=自分自身、自分の信念)とまた出会えた。
自分の価値が今生まれた。
枯れても枯れない花が咲く。(何があっても決して無くすことの出来ない自分の信念が息を吹き返す)
僕の中に深く根を張る。
ほら、ここに揺れる白い花。(いつもここにある大切なもの)
僕は気付かなかった、その花の忘れられていた名前。
それがずっと僕の中で揺れるなら……
それは決して折れることなく揺れる、僕の揺るぎない「信念」だろう。
メーデーの歌詞解釈の一部修正
「その声の発信源を探したら辿り着いた、君が流した涙でできた水たまり。
この水たまりが、君の本当の心でしょう?
どのくらいの深さがあるのだろうか?
僕には分からないけれど…」
この部分を下記の通りに。
「その声の発信源を探したら辿り着いた、君が流した涙でできた水たまり。
この水たまりが、君の心の痛みの大きさなのだとしたら、
どのくらい深く大きいものなのかを、僕に計り知ることは出来ないけれど…」
あともう一箇所
「誰もが違う人間で、他人同士だから…
自分の孤独を知ったとき、二人で居ることの温かさに気付けるんだ。」
を
「誰もが違う人間で他人同士だから、分かりあうことなんて出来なくて…
でも、だからこそ、ひとりぼっちの寂しさを知ったと同時に、二人で居れることの温かさに気付けるんだ。」
に修正したいと思います。
意欲の低下?
ここのところ歌詞解釈に向き合う気も起きず、鬱々とした日々を過ごしています。
こういった心持ちになる理由に心当たりが無いわけでは無いんですが、それだけじゃないような落ち込み方です。
早く抜け出して楽になりたい(笑)
気持ちを楽にするのは自分自身だし「♪どういじればどうなるか、本当はちゃんと知っているずっと♪」なんですけどね。
私はきっと落ち込んでいたいのでしょうね…何かから逃げ続ける為にね。
でも不思議なもので、こうやって文字にしていると落ち着いて前向きになってくるんですよね…
これが私のいじり方なんでしょうね。
次の歌詞解釈の曲はButterflyかな…と思っています。
「量産型」の解釈でつまづくんですが、あとはなんとなくわかる曲です。
♪誰にも聞こえない悲鳴が内側で響く♪
悲鳴の原因に気付かれるのを待ってる自分。まさに今の私だ(笑)
その悲鳴と向き合えたら、あとは前を向いて悲鳴と一緒に進むだけ…
あぁ不思議…心がすごく楽になってきました。