BUMP OF CHICKEN の哲学を知りたくて…

BUMPの歌詞には哲学があるような…?そう思い、歌詞解釈を始めました。

涙のふるさと

涙のふるさと BUMP OF CHICKEN

歌が聞こえにくい部分があります…

 

歌詞は

http://j-lyric.net/artist/a000673/l0095d2.html


「涙のふるさと」って、不思議で温かい言葉ですよね…

私はたまに、なぜだか解らないし、何がキッカケかも良く解らないけどすごく泣けてくる時があります。
そんな時に「この涙のふるさとは、どこにあるんだろう…?」なんて思ったりします。

藤くんは「目的地は良く知っている場所さ。解らないのかい?冗談だろう?」と唄っていますが、本当に解らないんです(汗)
傷を見ないフリをした期間が長過ぎて、思い出せないのかもしれません。(自業自得(笑))

でも、私の涙のふるさとから、涙はやってくる。
この場所を知って欲しくて…
新しい雫で傷を癒して欲しくて…

私は今回
「僕の涙=僕自身=心の内側にある心の傷から会いに来た僕」
と解釈しました。

そして未だに謎なのは、最後から2行目の「俺」です。
この「俺」については、まだ解釈出来ていないため、そのままの表記となりました。
すみません。


↓以下解釈です。

向き合わなきゃね…
君の心の内側の、とても柔らかくて、とても弱いところに未だにある心の傷と…

君の頬を伝って落ちた雫が(涙)の理由が、どこにあるのかを…

向き合うって覚悟したんだね。
それじゃ、僕はここで見送るよ。
一緒に行けたら嬉しいんだけど、これは一人で向き合わなきゃいけないことだからね…

頭の中は空にしたかな?
あれこれ考えていたら、辿り着けなくなっちゃうよ。

君の濡れた頬に響いた言葉。(君の素直な心に響いた言葉)
それだけでいい。聞こえただろう?

「会いに来たよ。会いに来たよ。
君の心の内側の、とても柔らかくてとても弱いところにある心の傷から、外側の世界のこここまで。
僕を知って欲しくて来たんだよ。」

見つけなきゃね…
もう消えた君の涙が、どこからどうやってここまで来たのかを。
涙と一緒にやってきた彼(悲しみを感じて泣いた君の心)の来た道を、逆さまに辿れば着くはずさ。

見つめなきゃね…
どんなに淋しい過去の出来事でも。
彼も見つめた出来事だと知れば、一人じゃないはずさ。

そこから今まで逃げて来た分だけ距離があるのさ。
愚痴るなよ。自業自得だろう。

今君が向かっている「君の涙のふるさと」は、君がよく知っている場所さ。
解らないのかい?冗談だろう?

「会いに来たよ。会いに来たよ。
この痛みと悲しみが消えちゃう前に来たんだよ。
君の心の内側の、とても柔らかくてとても弱いところにある心の傷から、どんどん遠ざかろうとしているここまで。
君に見つけて欲しくて来たんだよ。」


やっと辿り着いたよ。
ほら、覚えているかな?
あの時出来て、未だに癒えていない傷(見ないフリをした傷)があるだろう?
君の痛みと悲しみの源が、あるだろう?

そして、新しい涙がこぼれたよ。
癒えていない傷を濡らしたよ。
全てはこのため。この時のため。
とても長い旅を越えて。


「会いに来たよ。会いに来たよ。
この痛みと悲しみが消えちゃう前に来たんだよ。
君の心の内側にある消せない心の傷から、どんどん遠ざかろうとしているここまで。
ちゃんと見つめて欲しくて。」


「会いに来たよ。会いに来たよ。
君の心の内側にある消せない心の傷から、本当の心をごまかして生きている外側の世界まで。
僕を知って欲しくて…
そして本当の君を知って欲しくて来たんだよ。」


来たんだよ。


笑わないでね。俺もずっと待っているよ。
忘れないでね。帰る場所がある事を。